COLUMN




人吉
すみません、忙しさにかまけて大分さぼってしまった感があり、
大変ご無沙汰のコラムとなりました。どうも坪内です。

あらためまして、初の男魂プロデュース公演になりました、
TEAM ON×SOUL「イノチボンバイエ」
本当に沢山の皆さまにご来場いただき、
心から感謝の気持ちで一杯です。

そして今回は、東北へのボランティア公演はありましたが、劇団としては初の正式な旅公演となる「熊本・人吉公演」もあり、
こちらも本当に多くの方々のご協力で無事終えることが出来まして、
また、熊本に震災復興義援金を送るという一番の目的も果たすことが叶い、
これは、本当にご来場いただいた皆さまのお陰です。

この場を借りてあらためて感謝申し上げます。


しかし、「人吉恐るべし」である。

今回の公演含めもう5回以上訪れているのだが、
自分は座長の故郷であるこの人吉という所が大好きである。
いや、もう愛していると言っても過言ではない。

熊本県の最南部に位置する人吉市。
球磨川(くまがわ)という、日本三大急流の一つに数えられる素晴らしい一級河川があり、
もう、そこかしこに、びっくりするくらい質のいい温泉があり、
宮崎や鹿児島という代表的な芋焼酎の産地に囲まれながら、九州の中では珍しくひたすら美味しい「米焼酎」を作り続ける日本有数の米焼酎産地でもある。

ちょっと書いただけでもこれだけの特色がありながら、
人吉の皆さんは何故かそれを全くひけらかさない。
「そんな、何もないとこですよ」くらいの感じである。

かく言う自分も、九州内の出身でありながら、座長と知り合った当初は人吉に行った事が無かった。
「鳥飼」という全国的に有名な米焼酎が人吉のものだとは知っていたが、恥ずかしながら他の事はあまり知らず、座長も「いいとこですが田舎ですよ」くらいな事しか言わなかった。

そして約七年ほど前、座長とたまたま九州への帰省が重なった時があり、
せっかくなんでと、人吉に初めて遊びに行かせてもらった。

「とりあえずラーメンでも食べますか」
と軽いノリで入ったラーメン屋は、未だに自分の中では日本一である。

九州出身である。
正直ラーメンは食べ慣れている。
なんの説明もなく「軽いノリで」入った店である。
「久しぶりの熊本ラーメンだなあ」くらいでいたのである。
それがいきなり日本一である。度肝を抜かれるとはこの事である。

人吉恐るべし。

ただ、まだこの時は「人吉のラーメンうまいっすね…!!」とテンション上がっていた程度の甘ちゃんだった。

この後さらに度肝を抜かれる。
いや抜かれ続ける事になる。

うどん。
焼き鳥。
餃子。
豚足
豚まん。
うなぎ。
焼き肉。

単純にお店だけでなく、

ごはん。
パン。
醤油。
味噌。
etc…

数え挙げたらキリがないですが、
全部信じられないくらいうまいのである。

いやうまい。マジでうまい。
うまいんです本当に。

あまりに自分が何食ってもうまいうまい言うので、座長の親友のケンさんが「逆にここは大した事ないかも」みたいなラーメン屋に連れて行ってくれたんすが、
普通に近所にあったら月に5回は行ってしまいそうな味だった。

人吉恐るべしである。

いやいや。ほんとに大袈裟でなく。
グルメ偏差値があるならば、人吉は超一流国立大レベルです。

…ちょっと例えを間違えた気はしますが、とにかく偏差値激高です。
いやバカ高です。いやもうこれ異常事態です。

バカうまい店が50メートル置きとかで散々あるんですから。
いやいやいやグルメパラダイスですかここは?
ついつい取ってしまうカロリー摂取的に言うとグルメ地獄とも言える。

さすがに自分も悩みました。

いやいや。おかしいでしょうと。
なぜこんなに何もかもうまいのかと。

勝手な憶測ですが、やはり「水」が最高にいいんでしょうねえ。

と、座長に言ってみたところ、ニヤっと不敵な笑みを浮かべられただけであった。
自分が知らない何かとんでもない秘密を隠しているに違いない。


と、いうことで、食べもののことばかり書いてしまいましたが、
もちろん他にも書ききれないくらい沢山素晴らしい名所や自然もあり、
そして何より、さすが我らが座長・杉本凌士を生んだ街、
その名の通り、人が、皆さん本当にいいんです。

これは、今回の人吉公演を、座長の同級生の皆さんを中心にした実行委員会の方々が、本当に何もかも、本当に何もかも、やっていただいたお陰での成功があったことも証明しています。

最高に「人良し」な、最高の「人吉」です。

皆さん、悪い事は言いません。
是非一度行ってみてください。

最後に、まだあるの!という感じですが、
人吉は星が綺麗なことでも有名で、自分も最初に見た時は圧倒された。

ただ、やはり天気や季節にも左右されるので、そう毎日見れるものではなく、
今回滞在が長めなのもあるので、皆も一度見れたらいいなあと、
いや、自分が一番見たかったのですが、期待していた。

しかし残念なことに台風も重なったりして、中々すっきり天気の良い日が無く、
今回はもう無理かなあと思っていた最終日の夜中、
たまたまトイレに起きて戻ったら。

それはそれは。
雨上がりで澄み切った夜空に。
もう、文字で書くのがもったいないくらいの満点の星空が。
流れ星も大盤振る舞いで。願いごとも追いつかず。

最後に最高のプレゼントをくれた人吉が、またさらに好きになった次第です。

と、いうことでもう一度言います。
日本に住んでるならいっぺん人吉行っとかないと人生損しますよ!
Date: 2016/10/11(火)


イノチボンバイエ〜感謝と報告
コラム更新が大変遅くなり申し訳ありません。

劇団メンソウルプロデュース公演「イノチボンバイエ」東京〜熊本・人吉公演と無事に終了致しました。

東京でも人吉でも沢山のお客様に来て頂き、本当にありがとうございました!

改めて今回の舞台の経緯を思い返してみる。

かねてから交流があった演出家の「野美子さん」が「浅野温子さん」と何か一緒にやらないかということで端を発した。

物凄く驚いた。

あの、浅野温子さんである。

胸躍るのと反比例して中々筆が進まなかった。

パンフレットにも書いたが、最初「朝のアッコ」という新聞屋の女性の話を書こうとしたが、上手いオチもつかず止めてしまった。
次に「風と共に去りぬ」みたいな話にするとおかしなことを言い出したが映画を見て諦めた。
試行錯誤した挙句、何故か「精神病院」の話になってしまった。

何故そんな思考になったかを考えたが全く思い出せない。
多分、脳ミソパンパンだったのだと思う。

そんなこんなで脚本作りに右往左往してる最中。

熊本で震災が起こった。

最初の揺れの時、僕は野崎さんと打ち合わせ中だった。
元々、温子さんと野崎さんが「メンソウルと九州公演やりたいね」みたいに仰っていたので、その話を昨年末に田舎の友人に話していたのだが、地震が続く中、もう九州公演は無理だと考えた。

幸いにも我が故郷の人吉は比較的地震の被害が少なく(とは言っても旧市役所は移転を余儀なくされたのだが)同級生達の後押しもあり、やるからには熊本に貢献出来る形でやりたいと実現する運びになった。
劇団員も温子さんも野崎さんも客演さんもスタッフさんも本気になってくれた。
脚本もだいぶ書き変えた。


今回、精神病院の話ということで、社会的にかなりナイーブな部分を扱っていたと思う。

脚本を書いていると、よく「言いたいことは何か?」「テーマは?」と聞かれることがあるのだが、正直困ってしまう。
自分が書く作品はあくまでフィクションであり、、舞台上存在するキャラクター達がその人生の切り取りの一部を生きているだけで、そこに存在するメッセージは観る側が感じるものでいいと思っているからである。

ある意味いい加減に思われるかもしれないが、仮にテーマやメッセージを自分が持っていたとしても、それは話したり、押しつけたりするものではないと思っている。

売れてもいない一介の劇団の脚本家が講釈を垂れて申し訳ないが、
だからこそ、脚本ではその世界を誠実に淡々と描かなければいけないとも思っている。
だからこそ、批判されても仕方がないとも思っている。

ただ今回の公演は内容はどうあれ、根底に復興支援の目的があり、係る全員がぶれない気持ちを持っていた気がしている。


とにもかくにも全公演が終了した。

人吉では同級生中心の実行委員会のみんなが沢山の時間を使い、多くの汗を流し、無償で協力してくれて全公演満席にしてくれた。

高校の先輩の溝口さんは自分の事務所を無償で実行委員会の事務所として利用させてくれ、事務所の皆さまもご協力して頂いた。

人吉公演の成功は正に実行委員会の皆さまのお蔭である。

個人的にも同郷の尊敬する先輩、谷川さんと人吉で共演出来たことは感慨深い。

東京から来た男性キャスト・スタッフは今年還暦の剛州さん、鶴さんを筆頭に全員、実家近くの公民館に宿泊してもらい、黒字にする為に協力してもらった。

お蔭さまで東京でのお客様の募金、売上金の黒字額を合わせて、微力ながら復興義援金で1,026,605円を熊本に寄付することが出来た。

熊本ではまだまだ苦労されている方が沢山いらっしゃるので、これで満足してはいけないが、お客様、そしてこの企画に賛同・協力して頂いた、キャスト、スタッフ、そして人吉の実行委員会の皆様に心より感謝申し上げる。


イノチボンバイエキャスト

深水亜紀子役 浅野温子

緒方忠役   杉本凌士     草薙役 坪内守  
不破役    仲田育史     白田役 大塩ゴウ  
小幡役    山田諭      後藤役 新晟聡   
佐古役    横山貴之     清原役 清田悠聖

山崎役    中村尚輝
木田役    上村剛史     大島役 町屋友康  
 
ミキ役    花奈澪      真理子役 みはと
エリカ役   信川清順

赤星役    鶴忠博      四条役  剛州

川本役 谷川昭一朗       高梨役  及川いぞう

スタッフ

演出:野崎美子
照明:日下靖順(A・S・G)
照明オペレーター:首藤大善、大平智美
音響:眞澤則子
音響オペレーター:遠藤理子
舞台監督:大庭英紀
舞台美術:角浜有香
大道具製作:(株)俳優座劇場(藤江さん、高橋さん、竹内さん)

音楽:笹本安詞
衣装アドバイザー:大日方久美子
ヘアメイク:鈴木麻水美

撮影・劇中映像:矢ヶ部高佳
映像デザイン:松澤延拓
映像オペレーター:堀田創

宣伝美術:西田優史
制作:宮原清美
制作協力:黒木俊穂 小林疾風 杉本字由利 大谷由圭里

協力:株式会社 生島企画室/株式会社 天月海/株式会社 愛企画/昭和芸能舎/株式会社 ノックアウト/劇団東京乾電池/株式会社 浅井企画/有限会社 現代制作舎/株式会社 サンミュージックプロダクション/zacco/GLEAN MEDIA/有限会社 栄光運輸/シバイエンジン/有限会社 パーツスタジオ/スタジオN²

制作協力:イノチボンバイエ人吉公演実行委員会
(敬称略アイウエオ順)

実行委員長 田中聡 濱雄二郎  

赤池定幸  赤池陽子  井上秀樹  
犬童了子  上村英明  大柿朋美  
大賀理恵  大瀬智子  茅場美代子 
祇園下千裕 日下部伸樹 楠本充 
熊部由美  小嶌和也  坂口貴司  
高木亨太  高木裕子  鷹木裕子 
竹内常泰  竹原聖二  田中芳博  
土肥真樹子 鳥越香奈美 中川ゆき  
中村満男  那須裕史  布見龍治  
早田幸代  花牟礼由美 平瀬裕一  
東健一   深野誠一  藤本純子  
福嶋賢治  福永卓也  松本竜二  
松永陽一  三倉範子  溝口博美  
村山美智代 森下弘章  山本裕一  
山下信   吉村武

協賛:株式会社 人吉新聞社
   人吉商工会議所
   人吉・球磨月刊情報誌「どぅぎゃん」
   一般社団法人 人吉温泉観光協会株式会社

特別協力:熊本県議会議員 溝口幸治
      人吉市市長 松岡隼人 


皆さま本当にありがとうございました!

Date: 2016/10/03(月)


ナンクルなるさん☆
早いもので、今日から9月ボンバイエ。

8月24日に幕を開けた今公演も、8日間・11ステージを消化しボンバイエ。

観劇前の方にネタバレになるといけないので、多くは語れないが、精神病院を舞台にし、強烈で個性的な登場人物達を相手に、圧倒的な存在感で魅了する主人公が交差する、ヒューマン・ドラマ・ボンバイエ。

おかげ様で大きな事故も無く、多くのお客様のご来場とご好評を頂いてボンバイエ。

そんな中、先週末、家族が観劇に来ててボンバイエ。

下の子が、晴れて就学児となったので、かみさんと上の子も久しぶりの観劇とボンバイエ。

終演後、子供たちに感想を聞くと、上の小4の子は、内容も理解出来て面白かった、ボンバイエと。

下の小1の子には、さすがに難しかったらしく、お話はほとんど分からなかったけど、父ちゃんで笑った、ボンバイエと。

2時間、大人しく観劇してくれただけでも有り難ボンバイエ。

次の日、劇場入りして、アンケートに目を通すと、上の子が書いたヤツを見つけボンバイエ。

ー本日のご来場理由をお教え下さい。

お父さんがいるから。

ー本日のご意見・ご感想をお聞かせ下さい。

お父さんがおもしろくて すごく笑った!
お父さん!お疲れ‼

と、お世辞にも上手いとは言えない文字が並んでボンバイエ。

今年の夏休みは、どこにも連れて行けず、寂しい思いもしただろうボンバイエ。

自分が劇場に向かう時には、いつも笑顔で送り出してくれボンバイエ。

そういうことも思い出し、本番前に危うく、泣きそうにボンバイエ。

残り5ステージ、家族の為、自分の為、劇団の為、そして観に来てくれるお客様の為、精一杯、演らして貰いボンバイエ。

皆様のご来場、心よりお待ちしてボンバイエ❗

夏休み 父ちゃん本番 ボンは家…という話。
Date: 2016/09/01(木)


台風
こんばんは。
只今、関東では台風9号が直撃しておりますが、
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

今後、台風9号の北上や北海道に停滞する前線の影響で、東日本は22日いっぱい、
北日本は23日にかけて雷を伴い非常に激しい雨が降り、局地的には1時間80ミリ
以上の猛烈な雨が降る予想だ。

さて、劇団メンソウル。
これから、演劇界に台風の目を巻き起こそうとしておりますが。

初のプロデュース公演、「浅野温子さん」!筆頭に豪華メンバーでお送りする、
『イノチボンバイエ』
高波にご注意下さいませ!


思い起こせば、14年前。。。
劇団メンソウル(当時:劇団男魂「ゲキダンダンコン」)
第一回旗揚げ公演『ちぇいん』

稽古場は都庁前の広場で行われました。

ガードマンが20分間隔で現れる為、これじゃ稽古にならんということで、
初台にあるオペラシティーの広場に移動。

んが、しかし、こちらもいたるところに、防犯カメラが設置されておりまして。

都庁前広場の経験がある為、防犯カメラに映り込まない様な場所をみつけて、
稽古が始まった訳ですが、
やはり、ガードマンの登場で断念。

演劇って、こんなにもハラハラドキドキするものなんだ!
エキサイティングだ!!

ってな事を思っていたあの頃が、懐かしいっす。



自分は、これが初舞台でして芝居をやるのも初めてでした。

舞台セットなんかも劇団員で全部作り上げて、幕が上がる時には、
それはもうヘロヘロでして。


劇場は『大塚ジェルスホール』現在はもう無くなってしまいましたが。
客席、100人前後の小さな小屋でした。

先輩方に沢山の事を教えて貰いましたし、いっぱい怒られました。
怒られる事は今でも、まぁまぁありますが。。。


そんな自分も、先日40歳の誕生日を迎えました。
節目となるこの年に、素敵なメンバー、最高のスタッフさん達とお送りする、
『イノチボンバイエ』!!!

沢山の方達に、観てもらいたく、チーム一丸となって頑張っております。


台風の接近により潮位の高くなるところがあり。海岸や河口付近の低地では、高潮による浸水や冠水に警戒が必要となっていますが、


どうぞ、男魂プロデュース TEAM ON×SOUL 『イノチボンバイエ』

宜しくお願い致します。



吹き荒れます!!



Date: 2016/08/22(月)


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