COLUMN




第19回公演「バカデカ 勿忘草」新晟コラム
桜舞い散るこの季節

最近やけに鼻血がよく出る、新晟聡(しんじょうさとる)です

初めての方は名前だけでも覚えていってください

冒頭から血の話しですみません

子供の頃から鼻の粘膜が弱くたまに鼻血を出していたのですが

最近は更に頻繁に出るようになり、さすがに病院に駆け込んだところ

なんてことない、花粉が原因でした

一般的に花粉の症状といえば、"目が痒い"、"鼻水ジュルジュル"ですが

花粉で粘膜に炎症おこし、傷付きやすくなっていたようです

顔のありとあらゆる全粘膜に影響を及ぼす花粉

みなさんもぜひ気をつけてください


鼻血の話はさておき、あと約二週間に迫った

「バカデカ 勿忘草」@池袋あうるすぽっと
https://www.owlspot.jp/access/

稽古も佳境に入り、これからガンガン通し稽古に入る予定です

劇場が広く、座席も映画館のように綺麗な椅子をご用意しております

座席が指定席なので、早めにご予約いただいた方を優先に

前の見やすい席にご案内する形になっておりますので

観劇ご希望の方はお早めにご予約ください
https://s.confetti-web.com/detail.php?tid=51306&

受付もとても広いので、メンソウルグッズもさらにパワーアップして

ご用意しております

お馴染みのTシャツの他に、クリアファイル、ステッカー、

そしてキャップなど、デザイナーの方に格好良く仕上げていただきました

そして今回は当日パンフレットも販売する予定です

キャストそれぞれの若かりし頃の写真や過去のエピソードなど

今回でしか見れない注目の内容となってます

素晴らしいゲストの方々を迎え、さらに進化した

"バカデカ"

をお見せできそうです

4/17〜4/21
池袋あうるすぽっと
「バカデカ 勿忘草」

ぜひご期待ください

新晟コラム、以上です
Date: 2019/04/03(水)


Evolution
桃色の
雨の降り後
川の面に
去りし彼国の落陽を見る

毎年花見の後には二度と酒を飲まないと決意しつつも、
先週からぶっ続けで飲んでいる、劇団メンソウルの本当に懲りない男、
黒木俊穂であります。

上の句は特に意味はありません。

僕のコラムまでもを読まれている熱心なメンソウルファンの方は来月の本公演の事はご存知かと思いますので、
ぶっちぎって進めて参りたいと思います!


さて、ようやく桜も咲き始めて、
今週末には花見のピークを迎えるのではないでしょうか。

今でこそ外国人も多く花見に参加している姿を見かけますが、
世界的に花を見ながら酒を飲みどんちゃん騒ぎをするのはかなり稀な行為の様です。
ネットで軽く調べたくらいでは出てきません。

桜を見ながら酒を飲んで楽しむ花見の起源は諸説ありますが、
農民、貴族等の階級によって楽しみ方も様々で、
今の様なスタイルになったのは、
徳川家光公が奈良から桜を今の上野公園(当時寛永寺)に持って来て、
そこから江戸の町人文化の発展と共に、
広まったと言われております。
(諸説ありそうなので、気になる貴方はネットでじっくり検索するとイイね!)

また、我々昭和産まれの者の桜といえば、入学式のイメージですが、
温暖化の影響で年々早くなってきており、平均すると40年前と比べて7日近く早くなって、
今は卒業式の花にとって代わられた感があります。

で、取り立て桜の開花日に興味は無かったのですが、
今年の開花宣言と同じ日にイチロー選手の引退のニュースがあり、
僕にとっては印象的な日になりました。

無理やりですが、
イチロー選手への花向けの開花だったのではないでしょうか。


さて、イチロー選手の引退ニュースが有った10日前、
もう一人の選手がユニフォームを脱ぎました。

元ヤクルトスワローズ、
林 昌勇(イムチャンヨン)選手。

野球に詳しい方でしたら、ピンときたかも知れません。
誰も知らなかったらごめんなさい。

イチロー選手の功績は今更僕が語るまでもありませんが、
僕の中で最も輝きを放った瞬間は、
第2回WBC(ワールドベースボールクラシック)決勝。

延長10回、2アウト2、3塁、
カウント2-2からの2点タイムリー。

そのマウンドに立っていた選手こそ、
イムチャンヨン選手。

ヤクルトでの抑えとして活躍期間も短く地味な印象の選手ですが、
サイドスローから繰り出す160キロのストレートと、シンカーで
一時代を築いた彼のピッチングは個人的に印象的な選手でした。

この試合の敗戦の戦犯の槍玉に挙げられてますが、
それまでパーフェクトなピッチングで
韓国を決勝まで引っ張ってきた彼を責めるのはナンセンスでしょう。

サッカーの格言にも名選手はPKを外すとあります。
たしか。

ヤクルトを辞めた後も、アメリカ、韓国でプレーを続けておりましたが、
先シーズン契約解除され、現役引退となったそうです。

マカオでのカジノトラブルや、
疲れが溜まるシーズン後半になると成績が振るわなくなったり、
全く完璧ではなかった選手ですが、
完璧な状態のサイドスローから繰り出すシンカーは、
間違いなく本物でした。

シンカーはサイド、アンダースローのピッチャーの球です。
サイドスローのピッチャーは元々はオーソドックスなオーバスローから変化させていきます。

その過程で取得するシンカー。

僕も役者としてシンカーしたいなぁ。
シンカしたいなぁ。
進化したいなぁ。
なぁ。
ねぇ。


WBCでイチローに打たれたのも決め球シンカーでした。

イチロー選手、イムチャンヨン選手
おつかれさまでした。
Date: 2019/03/26(火)


節目
どうも!
柄にもなく、美しい春の訪れを待ちわびている、劇団員の高山陽平です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
インフルエンザ、花粉症等、大丈夫でしょうか?

この季節、本当に多くの方が、マスク、ティッシュが必需品となってしまい、苦しい思いをされているので、一刻も早く、元気な状態に戻られることを切に願っております。



突然ですが、わたくし、今月、とうとう華の二十代を終え、三十路を迎える事が出来ました!
ということで、今回は世の中に名を残した人が、30歳前後の時、何をしていたのか、ほんの少し調べてみました。


まずは、大好きなイチロー選手。

記憶に残っている方もいらっしゃると思いますが、29歳でメジャーリーグのシーズン最多安打記録を打ち破りました!
262安打!
なんと、100年以上も歴史があるメジャーリーグで、シーズン最多安打記録が新しく破られたのはなんと84年ぶり。
そんなイチロー選手も現在は45歳。
未だに現役。
本当に尋常じゃない人です。



次は、土佐の英雄、坂本龍馬。

幕末の志士として活躍し、日本が近代国家に生まれ変わる過程で大きな影響を与えた人物。
29歳の時、日本初の商社と言われる亀山社中(後に海援隊と改称)を長崎で組織し、商業活動や政治活動に従事。
30歳の時に薩長同盟を仲介し、倒幕の動きが加速。徳川将軍が政権を朝廷に返上する大政奉還の成立に力を尽くした。
1867年、京都で刺客に襲われ31歳という若さで短くも熱い生涯を終えてます。

便利すぎる現代と比べて、想像絶する、大変な時代だったと思いますが、この方の行動力、恐縮ながら、見習っていきたいです。



次は、イギリスのルネサンス演劇を代表するウィリアムシェイクスピア。

未だに解明されていない、謎が多い人物ですが、31歳で「ロミオとジュリエット」を初上演しています。

どうすれば、あんなにたくさんの素敵な比喩表現が出てくるのか。

「ぼくは船乗りじゃないけれど、たとえあなたが最果ての海の彼方の岸辺にいても、これほどの宝物、手に入れるためなら危険を冒しても海に出ます」

「恋人に会う心は下校する生徒のように軽く恋人と別れる心は登校する生徒のように重い」


「火を消し尽くすのは別の火であり、苦痛を和らげるのは別の苦痛というわけだ。絶望的な悲しみには別の悲しみを持ってくることだ」

「君の小鳥になりたい」

なんて言える人に巡り合って、情熱的な恋を味わってみたいものです。



最後に、豊臣秀吉の子飼いから肥後の大名へ駆け上った、加藤清正。
日本三代名城でもある熊本城を、なんと29歳の時に築城に着手しております。
そして、着工から11年の歳月を経て、熊本城は完成しています。
末恐ろしいです。


まあ、上記の方たちと自分を比べる事自体、おこがましいですし、ナンセンスかもしれませんが、ほんの少し調べるだけでも、物凄く勉強になりますし、刺激を受け、30代というまた新たな10年間をどう生きていこうか、何を考え、どういう思いで、どう過ごしていきたいか、もっと自分の人生をどう追求していこうかと、考えさせられます。


そして、30歳という節目の年に、劇団男魂の一員として、初めて、客演さんがいらっしゃる舞台に立たせて頂きます!
『バカデカ〜勿忘草』、来月4月17日(水)〜21日(日)まで、池袋あうるすぽっとにて、上演致します。
チケットも絶賛発売中です!
心の底から、本当にたくさんの方々に観ていただきたいです!!!

今の稽古を1秒たりとも無駄にせず、必ずや観ていただけるお客様の心を揺さぶる作品ですので、何卒宜しくお願い致します!


たくさんの新しい出会いを心待ちにしております!

Date: 2019/03/19(火)


ナンクルなるさん☆
なんくるナルサン☆

皆さん、おはこんばんちわ。

全時間帯を網羅するこのフレーズを考え出した、Dr.スランプ アラレちゃんのエンディングソングの作詞者をリスペクトす。

この一週間、両足の踵がひび割れてしまい、爪先立ち・前重心歩行生活を強いられているおかげで、常に前のめっていて、その為ふくらはぎがパンパンな仲田です。
踵が治ったら、垂直跳び1mいけるかもしれない。

試さないけど。

もしくは、痩せてるかもしれない。

計らないけど。

ふと、前のめり、と文字にして思い出したことがある。

街を歩いてるとたまに、「前向き駐車」と標示がある駐車場に、励まされることがある。

なんてったってポ〜ジティ〜ブ。
なんてったってポ〜ジティ〜ブ。

大都会の荒波に揉まれ、擦り切れ荒んだ心に喝を入れられる。

俯くなよ〜前向きなよ〜!
後向きになるなよ〜前向きなよ〜!と。

そんじょそこいらの、サンデーモーニング翁より、遥かにいい。

自分がドライバーなら、毎回、心新たに、頑張ろう!と思い、癒されるんではなかろうか。

ほとんど乗らないけど。

そうだ、癒される、で思い出したのだが、ウチの次男坊と同級生の女の子が、本を出版するとのこと。

その女の子とは、息子達と幼稚園が一緒で、通っていたスイミングスクールで知り合った。

さくらこちゃん。通称ラコちゃん。

スイミングスクールに見学に行くと、自分に物怖じすることなく、話かけてきては、自分によじ登ってきたり、追いかけっこして遊んだ想い出がある。

その彼女が、若干9才にして、本を出すそうだ。

タイトルは、
「さくらこ式 自分ことわざじてん」(ライズ社)

目覚ましテレビでも紹介されたらしいので、ご存知の方も多いかと。

Amazonにて、この商品の説明を読んでみると、彼女の独特な感性と視点から考えられたオリジナルの諺やら、お母さん・編集者さんのとのお話が微笑ましく、ホッコリする。

発売はもう少し先なので、手に取れる日を楽しみにしていると同時に、彼女のこの先の未来も、楽しみである。

そうそう、楽しみと言えば。

来週から、第19回公演「バカデカ」の稽古が始まる。

再演とはいえ、台本が一部変更・加筆され、新たなキャラクターも増えていて、何より今回も、参加される客演さん達が魅力的で頼もしい。

イチローの名言を借りるとするなら、

誰よりも自分が(この舞台に)期待しています。自信がなければ舞台の上にいません。プレッシャーがかかる役者であることが誇りです。

という心境か。

いや、大それ過ぎました笑。

でも今回の作品を、観に来て下さったお客様の、笑顔と拍手でカーテンコールを迎えている我々の画しか浮かばない。

エンターテーメントとして、まず自分が楽しむ、ことを大事にしていると、東野圭吾氏は述べていた。

素晴らしい共演者の方々と、お客様と、この舞台を共有できる喜びを楽しんで、お客様も楽しんでくれたらいいなぁと。

まだ始まってもないのに、気が早いですが、前向き発言ということで、ご容赦を…。

わらしべ長者的コラム…という話。
Date: 2019/03/05(火)


過去のコラム/ [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]
キーワードスペースで区切って複数指定可能 OR  AND


WEBLOG


PAGE TOP